ステンレススチールのモデル6000は、フランクフルト経済振興協会からの「フランクフルトを代表する時計を」という要請を受けて開発され、1999年に誕生しました。国際的に有名な銀行・証券取引所が拠点を構え、1961年の創業以来ジンが本拠地としてきた金融都市フランクフルト・アム・マインとの密接な関係がこのシリーズを特徴づけています。最大の特徴は3タイムゾーン表示機構です。時間表示の針以外にセンターに単独で操作可能な第2タイムゾーン表示針(UTC)を備え、ダイヤル外周の12時間表示の回転リングで第3タイムゾーンを設定することが可能です。これらの機能により瞬時に証券取引所のフランクフルト、東京、ニューヨークなどの異なる3カ所の時間を知ることができるのです。
2006年発表のホワイトゴールド製アニバーサリーモデルの6000 Jubil?um IIと、2012年発表のプラチナ製のモデルの6000 Platinが「ゴールデンバランス賞」を受賞したように、2008年発表のこの6000 Rose Goldはフランクフルト市外でも広く知られるようになりましたが、それはこの6000シリーズに初めて採用されたディアパルの技術によるものです。
ディアパルは、時計の精度を保つために最も重要な脱進機のガンギ車に特別な加工を施すことで、潤滑オイルを使用しなくても部品同士が摩擦を起こさずに作動。長期間にわたりムーブメントの、とりわけ脱進機の精度を保つことができます。
エレクトロメッキを施したブラックの文字盤はサンレイ仕上になっており、視覚的なコントラストとして機能しています。ローターにはフランクフルトのスカイラインが手彫りされています。もちろん、10気圧(100m)の耐圧防水性と負圧耐性も兼ね備え、日常使いに最適な時計です。
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