【No.749】若手エンジニアのT.T様が選んだ103.B.SA.AUTO
皆さんこんにちは。いつもジンデポ渋谷のブログをご愛読いただいてありがとうございます。
春は出会いと別れの季節と言いますが、皆さんも様々な出会いと別れを経験していると思います。ジンデポ渋谷でもオープンしてから5年と数ヶ月、これまでスタッフの中でいくつかの出会いと別れがありました。(私も出会いの一つですが)
さて今回ご紹介するのは都内在中のT.T様です。ご購入のお手伝いをさせて頂いたのはYouTubeやブログなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年末でジンデポ渋谷を卒業したM.T君です。今は新しい環境で活躍しているかと思います。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
T.T様は昨年の8月ごろに、時計&技術でWEBを検索したところジンが出てきて、103シリーズと105シリーズが気になったそうです。なぜ、時計&技術なのかというと、お仕事が「装置」と「加工ツール」、「半導体製造」で、組み立て作業や研磨を行っており、時計を選ぶにも技術力がキーワードになったとそうです。
お選び頂いたモデルは103.B.SA.AUTO。1960年代に開発された基本コンセプトを今でも踏襲しているジンの代表的なクロノグラフです。Arドライテクノロジー、特殊結合方式の回転ベゼルのジンテクノロジーを採用しており、綺麗に磨き上げられたポリッシュケース、そして計器を彷彿させるダイヤルデザインがグッときたそうです。腕時計をはめるのは人生で初めてとのことだそうで、絶対に忘れるとこと出来ないジンとの出会いだったと思います。
まだ20代のT.T様。これからも様々な出会いや別れを経験すると思いますが、その時の腕にはこの103が一緒なら私たちも幸いです。ありがとうございました。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀よどみに浮かぶ泡沫うたかたは、かつ消えかつ結びて久しく留とどまりたるためしなし」これは印象的なフレーズではじまる『方丈記』の冒頭です。すべての物事には永遠なるものはなく、すべての物事は移り変わり流転してゆくということを表現しています。変わることは仕方ないことですが、変わらない部分があっても良いですよね。正にジンの時計作りの様に。これからもスタッフ一同お客様との出会いを楽しみに皆様の時計選びのお手伝いをしたいと思います。大丈夫です。このことは永遠に変わらないです。
担当はいつも「ジンジン」していたい舘野でした。最後までありがとうございました。
2025年4月13日/舘野