【No.323】スペシャルゲストを迎えて新作EZM1.1Sの魅力に迫る！

皆さん、こんにちは。ジン･デポ渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

新作のEZM1.1Sの評判はモノ凄くいいですね！
ご来店のお客様、誠にありがとうございます！！

今日はジン・デポ OnlineのYouTubeで、スペシャルゲストを迎えて新作EZM1.1Sの魅力に迫ってみたいと思います！

スペシャルゲストを迎えて新作EZM1.1Sの魅力に迫る！
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これが1997年開発のEZM1.ZUZです！

1997年に開発に着手し、1998年に完成したEZM1。関税局中央支援グループ特殊部隊の公式装備品として36個が同部隊に納入されました。文字盤の12時位置にジンのロゴとEINSATZZEITMESSERの文字、6時位置にZUZのロゴマークがダークレッドで記されています。この色はEZMシリーズに共通しています。高い視認性を確保するために、インデックスや針には放射性物質のトリチウムが塗布されていました。搭載しているムーブメントは、2002年に製造中止となったヌーベル・レマニア社（現在のブレケ社ムーブメント製造部門）のCal.5100です。

伝説のパイロットクロノグラフ156.Bと同キャリバー搭載！

同じレマニア Cal.5100を搭載した伝説のパイロットクロノグラフ156.Bです。(左)
156.Bから小さなインダイアルをすべて省いたモデルがEZM1です。(右)

EZM1は、ケース内部を湿気から守るArドライテクノロジーを装備しています。回転ベゼルを備え、直径40ｍｍ×厚さ16ｍｍのグレード２のチタン・ケースにレマニア製のCal.5100（17石、毎時2万8800振動、パワーリザーブ約48時間）を搭載しています。なおCal.5100は本来、日付と曜日表示、24時間表示、スモールセコンドを備えていますが、これらは取り除かれました。30気圧防水。

文字盤は3タイプあります！

写真左から1997年のZUZ部隊のロゴマーク、中央は1998年のトリチウム使用の3Hのロゴマーク、右は1999年のトリチウムからスーパールミノバに変更後のArドライテクノロジーのArのロゴマークです。

1997年から25年が過ぎた記念モデルのEZM1.1Sです！

マット仕上げの904Lステンレススチールケースには、ジン・テクノロジーの一つである「テギメント＋ブラック・ハード・コーティング(PVD)」が施され、セラミックと同等以上の硬度を誇っています。テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施すことにより鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術です。さらに同程度の硬度であるブラック・ハード・コーティング(PVD)が施されているため、ドライバーで引っ掻いても傷が付きません。また、いわゆるエッグシェル現象を防止して、PVDが剥離することもありません。

開発に8年！センター4針のSINN Cal.SZ01搭載

直径43mm×厚さ16.4mmのケースに搭載されたムーブメントはセンター4針式のクロノグラフで、かつてプロのパイロットたちから抜群の視認性を発揮するとして絶賛されたモデル156.Bに搭載していたレマニア製Cal.5100（2002年に製造中止）に由来するジン社独自のCal.SZ01（28石、毎時2万8800振動、パワーリザーブ約46時間）です。長針、短針、クロノグラフの秒針、飛行機モチーフが付く60分積算計でセンター4針です。これにより、迅速かつ簡単に正確な時間の経過を読み取ることができます。開発には2003年から2011年まで8年を要し、最初に搭載されたモデルはEZM10でした。

EZM1.1Sは、ジンのミッションタイマー25周年を記念して世界限定500本で製作された特別限定クロノグラフで、その読みやすさを追求したデザインは、実績あるモデルEZM1のスタイルを踏襲しています。ジンのミッションタイマーの歴史は1997年、ドイツ税関刑事局の特殊部隊である税関局中央支援グループ（ZUZ）の要請で開発された、今や伝説となったEZM1からすべてが始まりました。