【No.808】年明けまで待ちきれなかったY.S様が選んだ144.ST.DIAPAL

いつもジンデポ渋谷のブログをご愛読いただいてありがとうございます。

 

時々、「ジンは何本持っていますか?」との質問を頂きます。遠い昔にジンに出会って(なんと来年はジン日本上陸40周年です)気がついたらそれなりなりました。過去にはジン以外の時計も使ってみましたが、今ではほとんど手元に残っていません。仕事がら毎日ジンをつけていますが、客観的にみてもジンってなにかコレクションしたくなるブランドですよね。私の語彙力では表せない魅力があります。リピーターさんが多いのも納得です。

 

さて今回ご紹介するのは都内からご来店いただいたY.S様です。
元々ジンデポ渋谷のYouTubeの視聴者様で、最初のご来店は103.A.SA.AUTOのオーバーホールのご依頼でした。
そして昨年の2月に2本目のジンとして356.FLIEGER.KLASSIK.JUBをご購入頂きました。
それから9ヶ月後の11月にご来店いただいて144.ST.DIAPALをご試着。

 

 

ディアパル・システムを用いたオイルフリーの脱進機構、Arドライテクノロジー、ジン特殊オイル66-228、そしてディアパル特有のグレーダイアルにUTC針といった特別感が魅力的とのこと。その時は決定には至らず要検討となりました。「じっくり考えて年明けにまたきます」と笑顔で退店されましたが、このモデルがかなり刺さったようで年明けを待たずに、1ヶ月後にご来店いただいてご決定に至りました。これで3本目のジンです。それもすべてクロノグラフ。Y.S様。かなりのジンコレクターです。

 

 

ご来店いただいた時にはヴィンテージのオメガを着用されていました。ホント時計がお好きなんですね。ありがとうございました。

 

 

144は私も大好きなモデルです。今でもノーマルモデルとGMTモデルを愛用してます。144.ST.DIAPALはこの144GMTのデザインを踏襲しています。このモデルを20年以上前に購入しましたが、不思議と飽きることがありません。完成されたデザインなのでしょう。ジンのフィロソフィでもある必要とする機能だけを追求する「使うためだけの時計作り」を体現したモデルです。ジン好きの皆さんをくすぐる要素の一つでもあります。ホントに奥の深いブランドです。

 

 

今回の担当はいつもジンジンしていたい舘野でした。皆様のおかげで今年で39年間ジンに関わらせて頂いてます。最後までありがとうございました。

 

 

2025年6月22日/舘野

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