【No.817】時計関係のブログを主宰されるT.S様が選んだ556I.RS
皆さんお元気ですか? いつもジンデポ渋谷のブログをご愛読いただいてありがとうございます。
今回ご紹介するジンファンは都内からご来店いただきましたT.S様です。当店には何度かご来店頂いております。ありがとうございます。
T.S様は時計好きの間ではよく知られたブログを主宰されてます。そのブログはがこちらになります。
https://wristwatch-tearoom.com/
昨年の11月にブログの中で【ジン・デポ渋谷で試着した『新型903(903.St.HB)』他「5本」に心底やられました…】を書いてくださっています。その後2025年にSinn買います!と書いていただいており、今回はそのお約束を果たして頂けました!
気になるいくつかのモデルを試着されましたが、最終的に103シリーズと556シリーズに。すでにクロノグラフは903を持っていらっしゃるとのことで、3針の556シリーズにフォーカス。そしてその556の中から、艶があるポリッシュブラックのダイアル、シンプルなデザインで視認性抜群のバーインデックスに、ワンポイントとして赤秒針の556.I.RSにご決定です。
こちらの経緯についてもブログの中で懇切丁寧に掲載いただきました。その記事はこちらです。私の駄文より絶対に面白いのでぜひご覧ください。
https://wristwatch-tearoom.com/entry/im-determined-to-buy-a-sinn-watch-in-2025/
こちらの記事の中で
「Sinnのラインナップって、全部が現役やんか!!」
とおしゃられておりますが、これってジンにとっては解りやすくて最高のお褒めの言葉の一つだと感じました。私自身ご来店頂いたお客様にジンの魅力を伝える言葉として、「使うためだけの時計」「必要な機能だけを搭載、要らない機能は搭載しない」「刻時性能に自我を求めた時計作り」「ジンの時計はツールです」など様々な表現をしてきましたが、「全部が現役」と言う表現には気がつきませんでした。腑に落ちました。無許可で申し訳ありませんが、次回からぜひ使わせて下さい。
T.S様はお父様の遺品の時計がきっかけで区切りをつけていた腕時計熱が再沸騰したそうです。渋谷でも「若い時に買ったジンを息子に譲りたいのでベルト調整をしたい」とか「夫の遺品の中にあったジンを息子が使うので修理したい」などのお話が時々あります。色々なモノに様々な思いが宿ると思いますが、常に身に付ける機会の多い腕時計には特にそれが強いように感じます。世代を超えてその思いと一緒にモノが引き継がれる。腕時計の魅力の一つではないでしょうか。
その魅力に取り憑かれた一人としてこれからも「ジンジン」していきたいと思います。担当は最近、膝もジンジンしてる舘野でした(涙)
今回も最後までもありがとうございました。
2025年7月13日/舘野