【No.411】T.M様の3本目のSINNは356フリーガーで決まりだ！

皆さん、こんにちは。ジン･デポ渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

今日は、3本目のSINNとして356.FLIEGERを選ばれたT.M様をご紹介します。

T.M様は昨年10月に556の修理依頼で初来店されました。

その時にもう1本時計をご購入予定とのことで、スーツに似合うポリッシュ仕上げの3針のパイロットウォッチ、104.ST.SAをお買い上げいただいたのです。

T.M様、その節はありがとうございました！

T.M様は、1週間ほど前に再来店され、103.B.AUTOと356.FLIEGERをご試着され、

どちらもパイロット・クロノグラフで相当お悩みになられてお帰りになりました。

11月1日からSINNの価格改正（値上げ）の件をブログやSNSで告知を出したところ、

T.M様はブログをお読みになられてご来店されました。

価格が上がるんですね！今日1本買います！と言われ、

103.B.AUTOと356.FLIEGERをご試着され、最終的に356.FLIEGERに決められました。

T.M様、誠にありがとうございます！

356.FLIEGER

1996年に、当時の日本のSINN輸入代理店が企画して実現した手巻きモデルで、356.FLIEGER.HDという日本限定300本製造されたモデルがありました。ドイツ語でパイロットを意味するFLIEGER／フリーガーというシリーズ名に象徴されるように、ケースはコンパクトな直径38.5mmのステンレススチール製で、強化アクリルの風防を備えていました。

日本企画のニュースはヨーロッパのSINN愛好家の間で話題となり、ジン社には日本以外の国での発売を求める声が数多く寄せられたといいます。この要請に応えてジン社では1999年に自動巻きの356.FLIEGERを発表し、今日まで製造・販売が続けられているのです。

耐磁性能、耐圧・防水性能などはDIN規格（ドイツ工業規格）に準拠しています。1940年代を彷彿とさせるクラシックなパイロットウォッチの趣をたたえ、人気の高いモデルのひとつです。