【No.274】935 アルゲンティウム® シルバーの新作model 1739.Ag.Bは美しい！

皆さん、こんにちは。ジン･デポ渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

先日、ドイツSINN社から発表されたクラシック・タイムピースの「1739.Ag.B」をご紹介します。

モデル名の「1739.Ag.B」のAgとは、銀の元素記号ですね。正式な貴金属の表記として用いられています。元素記号なので、必ずアルファベットの大文字と小文字の組み合わせですね。
一方、SvというのはSilver（銀）の単語を略したもので、皆さんご存知ですよね。
最後のAg.BのBは、Blueの（青）を表しています。

〈オススメ！その1〉935 アルゲンティウム® シルバーの合金ケース

直径39mmのこのモデルのケース素材は、935 アルゲンティウム® シルバー「Argentium® Sterling Silver」の合金です。通常のシルバーのように変色したり黒ずんだりするのではなく、表面にゲルマニウム酸化物の保護層を形成するのが、従来の貴金属と異なるこの合金の長所です。この層は、変色のプロセスを大幅に遅らせることができます。その代わりに、金色の色合いが生じますが、これは935 アルゲンティウム® シルバーのケアクロスで除去することができます。

935 アルゲンティウム® シルバーは、従来のシルバー925（スターリングシルバー）以上の銀の純度を保証しています。その組成は、銀93.5％、銅5.3％、ゲルマニウム1.2%と言われています。ステンレススチールと違いニッケルフリーですね。

※Argentium®／アルゲンティウム®は、Argentium International Limitedの登録商標です。

〈オススメ！その2〉サンレイ仕上げの文字盤

サンレイ仕上げが施された美しいブルーの文字盤に目が奪われますね。サンレイ（Sunlay＝太陽光線）仕上げとは、文字盤の中心から放射線状の細かい彫り（筋目模様）が施され、光の入り方によって美しい放射線状の模様が表れます。サンバースト仕上げとも言われています。放射線状に輝くブルーの文字盤は本当に美しいです。

〈オススメ！その3〉立体的なインデックスとSinnのロゴ

ブルー文字盤に半分浮いたように取り付けられた立体的なアプライドインデックスと立体的なSinnのロゴマークが特徴的です。これらは手作業により一つひとつ丁寧に取り付けられています。

〈オススメ！その4〉センター2針のクラシック・スタイル

直径39mmのこのモデルには秒針はありません。長短針のセンター2針です。とてもユニークなフォルムの針は、魅力的なデザイン要素をスタイリッシュにアレンジしています。

〈オススメ！その5〉ポリッシュケースとサファイアガラス

快適な着け心地の厚さ9.1mmの935 アルゲンティウム® シルバーのケースはポリッシュ仕上げになっており、絶妙な光沢で輝いています。また、ゆるやかにカーブした両面無反射コーティングを施した高品質なサファイアガラスが、この時計の壮大かつクラッシーな全体像を際立たせます。

〈オススメ！その6〉ハイグレード・ムーブメント

裏面も内側に無反射コーティングを施したサファイアガラスのシースルーバックを採用しています。機械式ムーブメントは、セリタ社のCal. SW300-1（自動巻／25石／28,800振動／42時間）を搭載しています。当然SINN社にてリファイン、チューンナップされており、正確に時を刻みます。防水性能は10気圧防水で、負圧耐性も兼ね備えています。