【No.005】週末のジン・デポ渋谷

 スタッフの今野です。今回は先週末のジン・デポ渋谷について書いてみたいと思います。

 WEBのトップページにも書いていますが、ジン・デポは販売だけでなく色々なサービスを提供します。その代表的なものがオーバーホールや修理です。専門の技術者が週末に在店して簡易診断し、オーバーホールや修理の相談を承ります。

 先週末の様子をちょっとだけご紹介しますね。

 最初はなんと!モデル155をお持ちになられたお客様。ベルトの交換を承り、その後に高機能タイムグラファーで精度チェックをしました。

 155は1967年にドイツ空軍に正式採用された、50年以上前のモデルです。それにも関わらず驚く程の精度でした。

 タイムグラファーの数字、左が日差、右がテンプの振り角です。この画面から読み取れるのは「日差1、2秒遅れ」「振り角267度」ということです。

 日差10~20秒が許容範囲とされる機会時計にあって、この数字がどういうものかお分かりいただけるかと思います。テンプの振り角は一概には言えませんが、これだけ年月が経っている時計にあっては申し分ないものだと思います。手入れさえちゃんとしていれば、50年前の時計でもちゃんと使えるということです。

 ジンの専門店が出来たと知っていらっしゃったお客様、747GMT Cargoルフトハンザカーゴ限定モデル。

 まだ一度もオーバーホールに出したことが無いというので精度をチェックしました。

 最近遅れがちとお客様自身が仰るとおり、かなり精度が落ちていました。スミマセン、この写真では数字が見えませんね😰

 その後も数名のお客様の時計をチェック、技術者と店長がお客様に説明させていただきました。

 此方のお客様は556AVIATION M-30モノマガジン限定モデル、購入後オーバーホールをしていないとのこと。お客様自身が感じる程の遅れ、オーバーホールをすることとなりました。

 ジン・デポでは専門店ならではのサービスを提供させていただいております。

 現時点の予定、2月末までは毎週土日に技術者が在店しています。3月以降の予定は決まり次第お伝えします。

 ということで僕の103.Bもチェックしたところ・・・

 問題ない数値でした(^^)

  タイムグラファーによる精度チェックだけならば僕でも出来るので、平日ご来店いただいても大丈夫です。

 機械式時計は手入れが大事と実感した今週末でした。

 2020年1月28日/今野

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