5月プロ集団によって作り上げられた
高品質を誇る
完璧な1800.S.GG.DAMASZENER

今月は、モデル1800 ダマスカスシリーズの第3弾「1800.S.GG.DAMASZENER」をご紹介します。
クラシックなスタイルを持つモデル1800 ダマスカスは、SINNのコレクションの中でも格別な技術力を結集して製作された、最高位に位置づけられるモデルです。日常的にがんがん使用するもよし、大切にコレクションするもよし、芸術的な美しさと優れた機能性でオーナーを魅了します。
第1弾は、ダマスカス模様の積層鋼材にテギメント加工が施された「1800.S.DAMASZENER」。第2弾は、さらにブラック・ハード・コーティング加工が施された「1800.DAMASZENER」。どちらも世界限定100セットで、すぐに完売となったモデルですね。
第1弾「1800.S.DAMASZENER」2016年

第2弾「1800.DAMASZENER」2018年

ところで、“DAMASZENER”=「ダマスカス」とは?
古代インドで開発されたるつぼで製鋼した木目状の模様を特徴とする鋼材を、シリアのダマスカスで刀剣の製造などに使用していたことに由来する通称です。現在では異種の金属を積層鍛造し、この独特な模様を浮かび上がらせた鋼材にもこの通称が使われています。
「ダマスカス」は刀、ナイフ、剣で有名ですよね。2種類以上の鋼材を組み合わせて鍛造溶接し、真っ赤に熱した高温状態で折り畳み、ふたたび重ね合わせます。これは専門用語で「フォールディング」と呼ばれています。その結果、流れるようなラインのパターンが表面に浮かび上がります。
ここが凄い!その1
ケースと文字盤は一体型
スチールブロックを削り出して作られているため、ダマスカス模様の流れるようなラインがケースから文字盤にかけて途切れることなく続き、独特で趣のある外観を形成しています。2000年もの歴史を持つ鍛造技術を進化させ現代に継承するBALBACHDAMAST(バルバッハダマスト社)が、時計ケースへの使用に耐えるダマスカス模様の積層鋼材を製造します。そして、歯科インプラント治療にも用いる2種類のハイグレード・ステンレススチールを鍛造溶接され、SINNのケース工房SUG(ザクセン時計技術社グラスヒュッテ)で製造されています。


ここが凄い!その2
趣ある独特な風貌を存分に堪能
ダマスカス模様の時計ケースには、ジン・テクノロジーの一つである「テギメント+ブラック・ハード・コーティング(PVD)」が施され、セラミックと同等以上の硬度を誇っています。テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施すことにより鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術です。さらに同程度の硬度であるブラック・ハード・コーティング(PVD)が施されているため、ドライバーで引っ掻いても傷が付きません。また、いわゆるエッグシェル現象を防止して、PVDが剥離することもありません。




ここが凄い!その3
18Kゴールドのアプライドインデックス
手作業で丁寧に取り付けられた18Kゴールドのアプライドインデックスは、「1800.S.GG.DAMASZENER」全体のまとまったデザインを完璧なものとし、この時計ならではのエレガンスを際立たせています。もちろん秒針、長短針も18Kゴールドです。Sinnのロゴやモデル名のプレートも手作業により取り付けられています。


ここが凄い!その4
時計ケースはすべてが1点モノ
エッチングによって表面に現れたレイヤーは人工的に刻んだではいないため、ひとつとして同じ模様のケースは存在しません。唯一無二の1点モノです。

ここが凄い!その5
尾錠やリュウズにもダマスカス模様
尾錠やリュウズにもダマスカス模様の積層鋼材を使用し、テギメントをベースとしたブラック・ハード・コーティング仕上げを施す念の入りようです。

ここが凄い!その6
スーパールミノバ発光
18Kゴールドのアプライドインデックスと長短針には、スーパールミノバによる夜光処理により暗所でも視認性が確保されています。

ここが凄い!その7
BOXセットで世界限定100セット
ダマスカス模様によく馴染んだ木製ボックスを付属。中には本体をはじめ、ストラップ1本、ベルト交換工具、予備のバネ棒、エッシェンバッハ製時計用ルーペ、ポリッシュクロス、カタログが収められています。

1800.S.GG.DAMASZENERは、プロ集団によって作り上げられた高い品質を誇る完璧なダマスカス・ウォッチです。
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