【No.906】金属アレルギーにも安心❗️K.T様が選ばれた856.Bがこれだ❗️❗️
皆さん、こんにちは。ジン・デポ 渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。
今日は、金属アレルギーになられて
ニッケルが表面に出てこない時計を探されていた
K.T様が選ばれた856.Bをご紹介します。

K.T様は2年ほど前に
ご子息が国家試験に合格したとのことで
556.A.RSをプレゼントされています。
その節は誠にありがとうございます。
ジンデポ渋谷のご近所さんのK.T様。
仕事の帰りによくお立ち寄りいただいています。
K.T様は最近金属アレルギーになってしまったとのこと。
金属アレルギーの要因の一つ
ニッケルが表面に出てこない時計を探されて
SINNの856.Bに辿り着いたとのこと。

856.Bは、セラミックと同等以上の硬度を誇る
耐傷性のテギメント加工が施されており
金属内のニッケルが表面には出てこないといった特徴もあり
さらに、マグネチック・フィールド・プロテクションの裏蓋は
ニッケルフリーの特殊な軟磁性材料を使用していますので
アレルギー体質の人でも安心して使用することができます。

K.T様は定期的にご来店いただいていましたので
SINNテクノロジーには精通しており
金属アレルギーには856.Bしかない!と思われたそうです。
ただし、金属アレルギーはニッケル以外にも要因があります。
100%ではありませんので、十分にご注意ください。

K.T様は、スイス製やドイツ製の高級腕時計を多数お持ちでしたが
金属アレルギーになられてからは
着用する機会がなくなってしまったとのことです。
したがって、コレクションケースから鑑賞されるそうです。

K.T様、この度は856.Bをお選びいただき
誠にありがとうございました!
金属アレルギー、大変かと思いますが
どうぞご自愛ください。
またのご来店を心よりお待ちしております!!
model 856.B
SINNを代表する3つのテクノロジー
(1)テギメント
耐傷性を確保する表面硬化技術
テギメントの技術は窒素を使った浸炭加工(ステンレスを熱して分子が開いたところに炭素と同時に窒素を拡散浸透させ、焼き入れして硬化させる浸炭窒化処理)を時計のケースとブレスレットに施すことにより、セラミックと同じ1200ビッカースの高硬度にする加工技術です。このことにより非常に傷のつきにくい素材を作ることができます。例えば、ナイフやドライバーといった物で引っかいてもまったく傷がつきません。また、マットやポリッシュなどケースの種類を問わずこの加工が可能で、この点も今までにない技術といえます。さらに金属内のニッケルが表面には出てこないといった特徴もあり、アレルギー体質の人でも安心して使用することができます。浸炭加工の技術は以前よりありましたが、改良・開発をして腕時計の分野に応用しているのは、SINNが世界で唯一のメーカーです。


テギメントの技術は、904LのステンレススチールとUボートスチールに採用されています。
(2)マグネチック・フィールド・プロテクション
磁気による干渉を最小限に抑える
磁気が時計の精度に悪影響をあたえることに気づいたのは1960年代です。耐磁性能の時計が作られるようになりましたが、当時はパイロットやエンジニアなど専門職だけに使われていました。時計の構造は、軟鋼製のインナーケースを使用しムーブメントを磁力線から保護していたわけですが、時計ケースが必要以上に分厚くなるといった難点がありました。そこでSINNでは特殊な軟磁性材料のリングでムーブメントを囲み、文字盤と裏蓋にも特殊な軟磁性材料の素材を使用することで、インナーケースを不要としたのです。現代はコンピューターや携帯電話など磁気を発生する電子機器がいたるところに氾濫し、時計の精度に悪影響をあたえていますが、これに対応できるのがこの80,000A/m=100mT=1000ガウスの耐磁性能です。

マグネチック・フィールド・プロテクションは、特殊な軟磁性材料の文字盤とリング、そして裏蓋の3つの構成により磁化を遮断しています。文字盤には耐磁性能を示す特殊なロゴマークΦが印されています。文字盤にこのマークがなく、裏蓋に「80,000A/m」の刻印が入る場合もあります。

ステンレススチールの裏蓋は磁石にクリップが吸い寄せられるのに対し、マグネチック・フィールド・プロテクションによる裏蓋は耐磁性能を発揮しクリップが吸い寄せられることはありません。

裏蓋には100mT(=80,000A/m、=1000ガウス)の刻印が入っています。耐磁時計のためのDIN(ドイツ工業規格)で定められた4.800A/m数値をはるかに超え、またJIS(日本産業規格)第2種耐磁時計の16,000A/mの5倍の能力を誇ります。
裏蓋はニッケルフリーの特殊な軟磁性材料を使用して耐磁性能を確保しているため、テギメント加工を施すことはできません。
(3) Arドライテクノロジー
精度の安定をもたらすケース内の除湿機構
時計を湿気から守る除湿機構の「Arドライテクノロジー」を採用しています。機械式時計は、それぞれのパーツが円滑に動くよう潤滑オイルが使用されています。時計ケース内部の空気に含まれている湿気によりこの潤滑オイルが劣化すると精度に悪影響をおよぼします。Arドライテクノロジーは、時計ケース内の湿気を吸収する「ドライカプセル」の搭載、時計ケース内に希ガスと呼ばれる極めて安定した「プロテクトガス」を充填、通常のパッキンより水分浸透を最大で25%削減する「EDRパッキン」の採用という「3つの技術的要素」により、時計ケース内はほぼ無水の環境となります。ドライカプセルに吸収された水分量が増すにつれて、淡いライトブルーからネイビーブルーへと色が変化します。


ドライカプセルのカラースケールです。飽和度最大25%の淡いライトブルーから、特殊乾燥剤の色が最も濃くなるネイビーブルーの飽和状態まで、カプセルが湿気と結合します。
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2025年12月12日/小出
