【No.566】普段使いできる機械式時計としてSINNの104.ST.SA.A 5Mを選ばれたB.K様！！

皆さん、こんにちは。ジン･デポ渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

今日は普段使いできる機械式時計としてSINNの104.ST.SA.A 5Mを選ばれたB.K様ご紹介します。

B.K様は1カ月前にもご来店いただいており、その時は556をご試着されています。

元々はインターネットで556を見つけてSINNというブランドを知り、その後ジンデポ渋谷を見つけたとのことです。

この日もアラビア数字の556とアラビア数字の104でずっと悩まれていました。

そして最終的に回転ベゼルがついている方がSINNらしいということで、104.ST.SA.A 5Mに決まりました。

機械式時計は以前所有していたそうですが、分厚くて何か違うということで手放してしまったとのことです。

仕事ではクォーツ時計を使っているそうですが、そろそろ普段使いできる機械式時計としてSINNを選んでいただきました。

B.K様、誠にありがとうございます。

最初の104シリーズは、2013年にブラックダイアルにバーインデックスの104.ST.SAが発売されました。
そして2年後の2015年にブラックダイアルにアラビア数字のインデックスの104.ST.SA.Aが発売されたのです。

ちなみに、104.ST.SA.A.5Mの「104」はモデル名、「ST」はステンレススチールケース、「SA」サファイアガラス、「A」はアラビア数字、「5M」は5連ブレスレットを表しています。

104.ST.SA .A 5Mは、アラビア数字のインデックスを備えた3針のパイロットウォッチで、SINN社創設当初の時計作りの精神を踏襲したフラッグシップであるパイロット・クロノグラフのモデル103により近いイメージとなっています。長針・短針・秒針のデザインや、刻時表示とデイデイト表示は最適な視認性を確保した設計となっています。

ラチェット式により1分単位で設定できるパイロットベゼルは両方向回転式で、通常のスナップ式とは異なるジン独自の特殊結合方式で取り付けられているため、不意の衝撃でも外れることはありません。ベゼルの12時位置には三角形の夜光マークも付いた伝統的なデザインです。

直径41mm、厚さ11.5mmの時計ケースはポリッシュ仕上げが施され、サファイアガラスの風防と裏蓋もサファイアガラスで、ムーブメントの繊細で複雑な動きを見ることができます。20気圧防水と負圧耐性も備えたモデルです。

セリタ社のCal.W220-1（自動巻／26石／28,800振動／パワーリザーブ38時間）を搭載していますが、もちろんSINN社でリファイン・チューンナップされており、ハイグレードなムーブメントになっています。

デイデイトの曜日はドイツ語あるいは英語が選べます！

104シリーズは、103シリーズにはないデイデイトの曜日表示をドイツ語あるいは英語のどちらかを選ぶことが可能です。曜日のプレートに併記されています。

それから、機械式時計のカレンダー操作禁止時間帯について、時計自身の夜8時から朝4時の時間帯にリュウズ操作で早送りをすると、故障の原因になります。カレンダーブレートはドーナツ型になっており、内周に等間隔に突起があり、この突起を日送り車と呼ばれる歯車によって動かすことで、夜の12時にカレンダーが変わります。

時計自身の夜8時から朝4時の時間帯は日送り車の爪がカレンダープレートに噛み合っていますので、リュウズ操作で早送りをすると、日送り車の爪やプレートの突起が折れて故障の原因となります。日付が変わる夜の12時が過ぎても朝の4時までは噛み合っています。

時計の時間が午前なのか午後なのかわからない場合は、6時の位置に針を合わせれば、歯車と噛み合うことはありませんので、パーツを壊すことはありません。1日前の日付に合わせて、あとは長短針をリュウズで操作して今日の日付に合わせてください。