【No.143】ジン最強のコックピットリストウォッチ

皆さん、こんにちは。ジン・デポ 渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

今日は2021年のNewモデルで、ジン最強のコックピットリストウォッチのモデル717をご紹介します。

ジンは常にそのルーツに忠実であり、1960年代初頭にはパイロットウォッチとコックピットクロックで名を馳せていました。1970年代後半にドイツ空軍のトルネード計画のために設計された「Nabo 17 ZM」は、中央にミニッツカウンターを備えたコックピットクロックでした。このタイプのコックピットクロックは、現在も軍の多機能戦闘機トルネードに採用されています。また、F-104スターファイター、ブレゲ・アトランティック(長距離海上パトロール機)、ベルコウ・ボー105などの軍用ヘリコプターにも採用されています。これらの時計の特徴は、ケース下部にあるスタートボタンとリセットボタン、そしてクロノグラフの中央にある秒と分のストップウォッチ表示のオレンジ色の針が見やすいことでした。

ちなみにこのコックピットクロックは、ドイツ空軍の管理ナンバー66445-12-164-19168で、ムーブメントには8日巻のValjoux 558でフライバック機能を搭載していました。

この「Nabo 17 ZM」のデザインとスタイルが、モデル717のインスピレーションとなりました。このモデルでは、伝統的なクロノグラフ・ムーブメントのLemania Cal.5100の後継ムーブメントとしてジン社が開発したCal.SZ01を使用して、オレンジ色の大きな針で秒と分を表示しています。ケースには、外径からスムーズに操作できるパイロット・インナー・ベゼルが搭載されています。文字盤には、従来のモデルと同様に、両面に反射防止加工を施したサファイアクリスタルガラスを採用し、暗闇や悪条件下でも優れた視認性を実現しています。全体として、直径45mmの717は見事な形をしています。

 

 

〈ここが凄い!その1〉センター4針のSINN Cal.SZ01搭載

直径45mm×厚さ15.3mmのケースに搭載されたムーブメントはセンター4針式のクロノグラフで、かつてプロのパイロットたちから抜群の視認性を発揮するとして絶賛されたモデル156.Bに搭載していたレマニア製Cal.5100に由来するジン社独自のCal.SZ01です。オレンジ色の細い針はクロノグラフの秒針、太い針は60分積算計です。これにより、迅速かつ簡単に正確な時間の経過を読み取ることができます。開発には2003年から2011年まで8年を要し、最初に搭載されたモデルはEZM10でした。

 

 

 

 

〈ここが凄い!その2〉テギメント+ブラック・ハード・コーティング

マット仕上げの904Lステンレススチールケースには、ジン・テクノロジーの一つである「テギメント+ブラック・ハード・コーティング(PVD)」が施され、セラミックと同等以上の硬度を誇っています。テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施すことにより鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術です。さらに同程度の硬度であるブラック・ハード・コーティング(PVD)が施されているため、ドライバーで引っ掻いても傷が付きません。また、いわゆるエッグシェル現象を防止して、PVDが剥離することもありません。

 

 

 

 

〈ここが凄い!その3〉Arドライテクノロジー

時計を湿気から守る除湿機構の「Arドライテクノロジー」を採用しています。機械式時計は、それぞれのパーツが円滑に動くよう潤滑オイルが使用されています。時計ケース内部の空気に含まれている湿気によりこの潤滑オイルが劣化すると精度に悪影響をおよぼします。Arドライテクノロジーは、時計ケース内の湿気を吸収する「ドライカプセル」の搭載、時計ケース内に希ガスと呼ばれる極めて安定した「プロテクトガス」を充填、通常のパッキンより水分浸透を最大で25%削減する「EDRパッキン」の採用という「3つの技術的要素」により、時計ケース内はほぼ無水の環境となります。

ドライカプセルのカラースケール。飽和度最大25%の淡いライトブルーから(左)、特殊乾燥剤の色が最も濃くなる飽和状態まで(右)、カプセルが湿気と結合します。

ドライカプセルに吸収された水分量が増すにつれて、淡いライトブルーからネイビーブルーへと色が変化します。

 

 

〈ここが凄い!その4〉時計ケースの外径で操作する回転インナーベゼル

時計ケースには外側からスムーズに操作できるインナー・パイロットベゼルを搭載しています。両面無反射コーティングのサファイアガラスも一緒に回ります。このベゼルで放射線状にかかる圧力により時計は密閉されています。つまり内径、シーリングベゼルの内側で、Oリングが時計を密閉する仕組みになっています。Oリングには特殊な潤滑剤が塗られています。3・6・9・12時位置にインナーベゼルを装着する小さなネジが見えます。通常、インナーベゼル搭載モデルの防水性能は10気圧(100m)ですが、モデル717の防水性能は20気圧(200m)となっています。

 

 

 

 

サンプルを試着した時の写真です。ラグ幅24mm、ベルトは通常のMサイズではなく、ショートのSサイズです。

僕の左手の手首周りのサイズは17cm、ベルトの剣先から3つ目の穴でジャストサイズでした。

 

 

 

コックピットクロックの「Nabo 17 ZM」からインスピレーションされた「モデル717」は最強のコックピットリストウォッチだと、僕は感じました。コレ凄い時計です!

ジン・デポ渋谷にて好評発売中です!!

 

 

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写真/Sinn Spezialuhren GmbH、Sinn DEPOT Shibuya

 

2021年7月15日/小出

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