【No.030】時代の流れ

こんにちは ジン・デポ渋谷スタッフの今野です。

先週28日土曜日、29日日曜日は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休業させていただきました。お越し予定だったお客様にはご迷惑をお掛けし、まことに申し訳ございませんでした。一日も早く収束し、安心してお買い物していただけるのをスタッフ一同祈るばかりです。

先週末臨時休業したために、店長と伊藤のブログ更新ができませんでした。特に伊藤の渋谷ランチを楽しみにしていた皆様、まことに申し訳ございませんw ということで、2人を飛ばして私の更新となりました。

さて、今日3月31日は渋谷にとって特別な日となりました。1934年に開業した東急百貨店「東急東横店」(西館は1954年、南館は1970年)が、本日をもって営業を終了します。

現在親会社である東急電鉄、JR東日本、東京メトロの3社による渋谷駅周辺の再開発が進められています。昨年11月テレビ番組に出演した東急株式会社取締役野本弘文会長の言によれば、再開発が一段落するまであと7~8年はかかるとのことでした。東急東横店閉館後は取り壊され、2027年開業予定の「渋谷スクランブルスクエア」第二期棟が作られるとのこと。

山手線ホームから見るこの景色も以前とは全く別物になるのでしょうね。って、僕は最近の渋谷しか知りませんがw アイキャッチ画像はお店の前から見たスクランブルスクエア、屋上「渋谷スカイ」からお店を見てみたいです。

これだけ東急が渋谷に投資できるのは、東急が関東私鉄7社のトップ企業で、渋谷が魅力ある場所だからなのでしょうね。そんな渋谷にSinnのお店があるってこと、何となく誇らしい気持ちになります。

西館、南館解体に伴い近く撤去される東急旧5000系、通称「青ガエル」ですが

5月末からハチ公ゆかりの秋田県大館市に運ばれ、7月から渋谷と大館市の歴史変遷を展示するそうです。解体されることなく余生をおくれてヨカッタ。何気に鉄道も好きな僕ですw

 

 そんな渋谷を

ハチ公はどんな思いで見ているのでしょうか?

 

さて、先日家から出られないので片付けをしていたら面白いものを見つけました。

航空ファン1991年12月号、表紙は映画ファイナルカウントダウンで一躍有名になったF-14Aのベイパーコーン写真。本の内容は日本に展開しているCVW-5・・・ は、余計な話ですねw

裏表紙(業界的には表4って言います)は

 

903Sの広告、企業者で当時社長のヘルムート・ジン氏です。1991年ジン氏は75歳、この3年後に現社長であるローター・シュミット氏に経営を譲ります。Sinnのロゴも今とはちょっと違って興味深いです。なによりも903Sの価格が・・・

 

僕の航空ファン愛読歴は大学生後半から、1991年は地方でサラリーマンをしていました。その時はまさか将来自分がSinnのお店で働くなんて、夢にも思いませんでした。その頃着けていた時計・・・ 国内二大有名メーカーのどちらかだった気がします。車やバイクにお金をかけていた時期ですので、時計にまでお金をかける余裕はなかった。その頃乗っていたホンダの750CCが80万円強だった気がします。現在白バイに使われているCBRが160万円くらい・・・ そう考えると物価上昇率に伴って今の価格になった感じかな。

 

現在ジン・デポには1本、カウレザーベルト仕様の在庫があります。

Sinnをあまりご存じでないお客様から

「ブライトリングのナビタイマーに似てますね。」

とのご指摘を受け、その度に経緯をご説明させていただいております。

武骨なデザインが多いSinnにあって、6000シリーズと903はちょっと違った趣がある時計です。店長が【No-019】で903シリーズについては色々書いていますので、903について詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

いつも渋谷駅前の人の多さに参っていますが、今日だけはちょっと違った思いで東急東横店を眺めています。色々な意味で「時代の流れ」を感じた先週末から今日でした。

今後の店舗情報は随時SNSでお知らせいたします。コロナウイルス感染騒ぎが収束するのは一体いつになるのでしょうか?皆様健康にはくれぐれもお気をつけください。

2020年3月31日/今野

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