ここが凄い！その1

テギメント＋ブラック・ハード・コーティング

ビーズブラスト加工されたマット仕上げの904Lステンレススチールケースとブレスレットには、ジン・テクノロジーの一つである「テギメント＋ブラック・ハード・コーティング(PVD)」が施され、セラミックと同等以上の硬度を誇っています。テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施すことにより鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術です。さらに同程度の硬度であるブラック・ハード・コーティング(PVD)が施されているため、ドライバーで引っ掻いても傷が付きません。また、いわゆるエッグシェル現象を防止して、PVDが剥離することもありません。

表面は硬度が高いブラックハードコーティング、その下部に同硬度のテギメント加工を施した材質が、徐々に内部の基本となる硬度の材質へと以降していく三層構造です。

ここが凄い！その2

Arドライテクノロジー

時計を湿気から守る除湿機構の「Arドライテクノロジー」を採用しています。機械式時計は、それぞれのパーツが円滑に動くよう潤滑オイルが使用されています。時計ケース内部の空気に含まれている湿気によりこの潤滑オイルが劣化すると精度に悪影響をおよぼします。Arドライテクノロジーは、時計ケース内の湿気を吸収する「ドライカプセル」の搭載、時計ケース内に希ガスと呼ばれる極めて安定した「プロテクトガス」を充填、通常のパッキンより水分浸透を最大で25％削減する「EDRパッキン」の採用という「3つの技術的要素」により、時計ケース内はほぼ無水の環境となります。

ここが凄い！その3

白いインダイアルと朱色の60

ストップウォッチの30分積算計と12時間積算計は、朱色の針に白いインダイアルで目立つ位置に配置され、直感的に計測時間を読み取れるようになっています。伝統的な雰囲気を損なうことなく、このアニバーサリーモデルにモダンな印象を与えています。また、SINN社創立60周記念を象徴するように、タキメーターと組み合わせたパルスメータースケールの「60」の数字には朱色の蛍光塗料（夜光塗料ではありません）が塗布されています。

ここが凄い！その4

ハイグレード・ムーブメント

文字盤の表面には両面無反射サファイアガラス、裏面も内側に無反射コーティングを施したサファイアガラスのシースルーバックを採用しています。機械式ムーブメントは、Concepto/コンセプト社のCal.C99001（自動巻／25石／28,800振動／パワーリザーブ48時間）を搭載しています。当然ジン社にてリファイン、チューンナップされており、正確に時を刻みます。SINN社はムーブメントメーカーに依存はしていません。ドイツ・SINNの腕時計は計測するという行為に自我を生み出す、使う目的をもった精密な計測機器なのです。また、防水性能は20気圧(200m)、負圧耐性も備えています。

ここが凄い！その5

限定ボックス

限定ボックス、バックル付きシリコンベルトと、ベルト交換工具、予備のバネ棒2本がセットされています。また取扱説明書の小冊子も付きます。もちろんシリコンベルトのバックルはテギメント＋ブラック・ハード・コーティングになっています