【No.720】556の日本限定モデルを探しにイリノイ州からやってきたR.L様

皆さん、こんにちは。いつもジンデポ渋谷のグログをご頂いてありがとうございます。
今回ご紹介するジンフリークは日本から遠く約11,000キロ離れたアメリカ、イリノイ州からいらしたR.R様です。

10年ぐらい前に奥様からプレゼントされた857.UTCをご愛用されています。当店にはWEBで検索されてご来店頂きました。せっかく日本に行くのだから日本だけでしか変えないジンが良いとのことで、ネットやSNSなどで見た日本限定の556.F-4IIを指名買いです。ありがとうございます。日本限定を探しにいらっしゃる外国からのお客様。多いです。また、この556.F-4IIを見て「このダイヤルのマークは野球チーム?」と質問され方。多いです。

 

 

皆さんはもうご存知かと思いますが、「556.F-4.Ⅱ」は、「ファントム」の愛称で知られるジェット戦闘機F-4ファントムⅡの日本での退役を称え製作した日本限定パイロットウォッチの第二弾です。

航空ファンには人気のF-4ファントムⅡ戦闘機は、日本ではF-4EJの名称で航空自衛隊により1971年から運用され、2020年12月に百里基地第301飛行隊がF-4ファントムの運用を終えました。2021年3月17日には岐阜基地飛行開発実験団にてラストフライトを終え、日本でのF-4が完全退役しました。

そのF-4ファントムIIを運用していた8つの飛行隊の部隊マークがダイヤルに描かれています。ジンのプロフェッショナルの高い要求に応えるパイロットウォッチの優れた機能性に加え、随所にファントムのエレメントをデザインした200本限定のモデルです。また、現在航空自衛隊で運用している航空機では低視認性の塗装が一般的で、このようなカラフルな部隊マークの塗装は特別な時したあまり見られなくなりました。このような意味でもファントム好きはこのダイヤルに思いを馳せるのかしれません。

 

たぶんR.L様、地元に戻られてこの時計を見た家族や友人から「そのマークはどこの野球チーム?」といった質問を受けているかもしれません。その時に「実はこのマークね‥‥」と時計を見せながら話をされているのが容易に想像できます。間違いなくその時は「ジンジン」しているはずです。ハイ。ありがとうございました。

また日本にいらっしゃる際は当店にお立ち寄りくださいませ。もしかしたら新しい日本限定モデルをご紹介できるかもしれません。心からお待ちしております。

 

今回の担当は舘野でした。Thank you a lot!

 

2025年2月6日/舘野

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