【No.609】なぜドイツ製品は品質が良いのか①

いつもジンデポ渋谷のブログをご愛読頂いてありがとうございます。
ジンジンしてますか!
ジンデポ・渋谷の舘野です!!

 

ご存知のようにジンはムーブメントはスイス製ですが、それ以外の構成部品は全てドイツ製です。

 

 

メルセデスベンツやBMW、フォルクスワーゲンなど、世界的な車メーカーの多くがドイツ製品です。車だけでなく、髭剃りのブラウンや筆記具のモンブランやラミー、カメラのライカ、カールツアイスにスーツケースのリモアなど私たちが憧れるブランドが沢山あります。

なぜドイツ人が作る製品には人々を魅了する魅力があるのでしょうか。これについて少し調べたところドイツの文化や気質、習慣には私たち日本人とはかなり違った価値観があるようです。その価値観がものづくりに影響を与えているようです。

ドイツ人の考え方の一つとして、物事を合理的に考えるという気質があります。

車は真っ直ぐに走って曲がりキチンと止まるものだからそれに拘る。
髭剃りは髭を剃るものだからその剃り心地に拘る。
筆記具は書くものだから書き心地に拘る。

要するにその製品の本質的な品質の追及という事です。沢山の機能を持たせるとか、更にコンパクトにするだとか、デザインを見栄え良くするとこなどの製品改良をすること自体は良いのですが、本質的な品質への影響と天秤にかけるとなると、やはり本質的な品質の向上を選ぶのだと考えます。

 

 

こうでなければならないという本質の追及が名だたるブランドを生み出す気質として根付いているようです。ではこのコンセプトを時計製品に当てはめるとどうでしょう。

時計は常に精度が安定していて、視認性や機能製に拘る。でしょうか?

いかがですか?正にこれはジンの製品そのものでは無いでしょうか?ジンの時計作りにもドイツ人の価値観が影響していると言えると思います。

そしてもう一つドイツ製品の秀でていることは耐久性が高いと言うことです。

これはドイツ車を見れば誰もが納得することだと思います。ジンではジンテクノロジーと称する様々な技術を時計に搭載しています。これらの大きな意味での目的はその耐久性を高めるためなのです。ドイツ人がその考え方に拘って時計を作った結果がジンなのです。

 

 

また、プロを養成するドイツ独自の教育システムがドイツ品質の基礎になっているとも言われています。これについては次の機会にお伝えできればと思います。

いつもジンジンしていたい舘野でした!

 

2024年5月28日/舘野

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