【No.279】シースルーバックで中の機械が見える356.SA.FLIEGERが大好きなK.K様

皆さん、こんにちは。ジン･デポ 渋谷の小出です。
いつもブログをお読み頂き誠にありがとうございます。

今日は、シースルーバックで中の機械が見える356.SA.FLIEGERが大好きなK.K様をご紹介します！

とある日に、K.K様はご友人とご来店されました。
お話しを聞くと、幼馴染で同級生でバイク仲間のご友人とのことです。

SINNは昨年から気になっていたブランドとのことで、
SINNを代表するクロノグラフの103シリーズと356シリーズをご試着されました。

最終的にクロノグラフとしては小ぶりな38.5mmの356シリーズになりましたが、
マット仕上げのケースに強化アクリル風防か、
サテン仕上げのケースにドーム型のサファイアクリスタルの風防か、迷われていました。

強化アクリル風防はドーム型になっており、弾力性があり割れづらいのですが、小傷が付きやすいものの研磨剤であっという間に綺麗になります。

ドーム型のサファイアクリスタルの風防は、クラシカルな強化アクリル風防を再現するために、厚さ5mmのソリッドガラスを慎重に研磨しており、5種類の異なる曲率半径を持つドーム型に加工され、堅牢で傷が付きづらい特徴があります。

決め手となったのは、K.K様はシースルーバックで中の機械が見える方が好きということで、356.SA.FLIEGERに決まりました。

ジン・デポ渋谷は、SINN公式サイトの取扱店リストの最初に出てきたSINNの専門店ということでご来店されたそうです。
K.K様、ジン・デポ渋谷をお選びいただき、そしてお買い上げいただき、誠にありがとうございます！
またのご来店を心よりお待ちしております！！

356.SA.FLIEGER

“FLIEGER／フリーガー”とはドイツ語でパイロットを意味します。直径38.5mmのコンパクトなケースに、パイロットクロノグラフの原点としての意味合いがシンプルな文字盤に強調された最も基本的なモデルです。

実は356.FLIEGERは日本企画のモデルなんです！

1996年　日本企画
model 356.FLIEGER.HD
参考商品
プロトタイプ（FLIEGERのロゴは製品版には入っています）

1996年に当時日本のSINNの輸入代理店だったピーエックス株式会社が企画して実現した手巻きモデルで、300個限定で生産されました。ケースは直径38.5mmのSS製で強化アクリルの風防を備え、ETA製手巻きクロノグラフのCal.7760（17石、毎時2万8800振動、パワーリザーブ約48時間）を搭載していました。

日本企画のニュースはヨーロッパのジン愛好家の間で話題となり、SINN社には日本以外の国での発売を求める声が数多く寄せられたといいます。この要請に応えてSINN社では1999年に自動巻きの356.FLIEGER.AUTOを発表し、今日まで製造・販売が続けられています。

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