【No.126】2021年最新モデル　メタリックグリーンの104

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本日は最新モデルのメタリックグリーン文字盤104.ST.SA.IGをご紹介します。

〈ここが凄い！その1〉メタリックグリーン

グリーンの文字盤はシマーリング・メタリック加工で、ラメがキラキラと輝く特別仕様です。太陽光が降り注ぐ屋外ではより鮮明に美しいグリーンが、屋内の少し暗いところでは渋めのダークグリーンに変化します。限定500本のクロノグラフの103.SA.Gも同じメタリックグリーンを採用していますが、現役の国際線のパイロット兼飛行教官のお客様は、他ブランドにはない美しいグリーンを見つけた！とのことでお買い上げ頂きました。着用されて操縦桿を握っているそうです。

〈ここが凄い！その2〉ポリッシュ仕上げの316Lステンレスケース

ポリッシュ仕上げの316Lのステンレススチール製ケースを採用しています。光沢があってとても綺麗ですね。但しマット仕上げより、知らぬ間に付いてしまった小傷は目立ちますが、時計の傷は一緒に生活をしている「証」だと僕は考えています。ジンではケースの研磨は行っていません。いわゆる「ケース痩せ」につながってしまうからです。

〈ここが凄い！その3〉曲面サファイアガラス

風防には大きく分けて3種類あります。強化アクリル、ミネラルガラス、サファイアガラスです。順に硬度と価格が高くなって行きます。このモデルには平面ではなく、曲面の両面無反射サファイアガラスが採用されています。そのため平面よりコストが掛かっています。
サファイアガラスとは、高純度の酸化アルミニウムを人工的に大きな結晶にしたのもので、宝石のサファイアと同様の組成をしています。サファイアガラスのモース硬度は9です。ダイヤモンドのモース硬度は10ですので、非常に硬く、傷が付きづらいことがわかります。

〈ここが凄い！その4〉絶対に外れない回転ベゼル

１分刻みで両方向に回転するパイロットベゼルです。ネジがお分かりになると思います。これは4箇所にあります。1箇所はCリングを止めるネジです。残り3箇所は中のブレードを時計ケースの溝にはさみ込んでいます。これが「特殊結合方式の回転ベゼル」です。衝撃が加わっても絶対に外れることはありません。装着は確実ですが、修理にあたっては分解は容易にできるようになっています。

〈ここが凄い！その5〉ハイグレード・ムーブメント

裏面も内側に無反射コーティングを施したサファイアガラスのシースルーバックを採用しています。機械式ムーブメントは、セリタ社のCal. SW220-1（自動巻／26石／28,800振動／パワーリザーブ38時間）を搭載しています。当然ジン社にてリファイン、チューンナップされており、正確に時を刻みます。ムーブメントメーカーに依存はしていません。ドイツ・SINNの腕時計は計測するという行為に自我を生み出す、使う目的をもった精密な計測機器なのです。