【No.124】モデル556のムーブメントは?

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今日はお客様からのご質問が多い、モデル556のムーブメントに関してです。
これはETA(エタ)ですか?それともSELLITA(セリタ)ですか?

その見分け方をご説明しますね。

 

その前に、まずはモデル556のことを少しお話しさせていただきます。

これはモデル556.Aです。文字盤の3・6・9・12が特徴的ですね。
ジンが創業当初から手掛けてきたパイロットやナビゲーションのためのコックピットクロックとの共通点であり、ジンの特徴的な機能美です。

 

 

これはNaBo 25/8です。モデル556.Aと全く同じデザインですね。

1995年製のナビゲーションボード・クロノグラフです。センターにクロノグラフの秒針と60分積算計があリます。レマニアの手巻きCal.7566を採用しパワーリザーブは、いわゆる8日巻きです。コックピットの紫外線ライトで白い針とインデックスが発光します。

 

 

人気の556.A(左)と556(右)です!

556.A(左)の文字盤は艶消しのマット・ブラックです。
556(右)の文字盤は艶ありのポリッシュ・ブラックです。
その違いはわかりますか?実物を見比べると色味の違いは一目瞭然です。

 

 

現在搭載されているムーブメントです。

SELLITA(セリタ)社のCal.SW200-1(自動巻/26石/28,800振動/パワーリザーブ38時間)です。2019年3月から搭載されています。

 

 

 

それでは以前のムーブメントはというとコチラです。

ETA(エタ)社のCal.2824-2(自動巻/25石/28,800振動/パワーリザーブ38時間)です。2011年の発売から2019年の2月まで搭載されていました。

 

 

 

その違いを比較してみました。

左はSELLITA(セリタ)社のCal.SW200-1。
右はETA(エタ)社のCal.2824-2。

 

 

左のSELLITA社は、テンプの横にロゴマークとキャリバーSW200-1が刻印されています。ロゴマークはテンプで隠れてしまっていますが、SW200-1の刻印は確認できます。ローターは中心からほぽ水平になっています。

右のETA社は、テンプの横にロゴマークとキャリバー2824-2
が刻印されており、ローターは中心の両サイドに丸い窪みがあのます。

ローターの形状が一番わかりやすいと思います。

 

拡大してみますね。

 

SELLITA(セリタ)社のCal.SW200-1

 

 

 

ETA(エタ)社のCal.2824-2

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか?

ムーブメントメーカーに違いはありますが、どちらもハイグレードです。搭載しているキャリバーに依存はしていません。いかに正確に時を刻むかが最優先事項です。

ドイツ・SINNの腕時計は計測するという行為に自我を生み出す、使う目的をもった精密な計測機器なのです。

 

 

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2021年5月27日/小出

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